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第 4 号 ( 目 次 )

point今月のちょっといい話 - やる気にさせるきっかけづくり -
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point編集後記
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斎藤氏

インプルウヴ
代表 斎藤 悠実

先日、TVのバラエティ番組でタレントが10m下のプールに飛び込むというのをやっていました。

飛び込み台の上に1人のタレントがいます。
テレビの画面が変わり、タレントが立つ飛び込み台からプールの水面までの10mの距離を見ると結構高い。

  タレントはなかなか飛び込まない。
その高さから飛び込むということで、どうも度胸試しをするという趣旨のイベントのようです。
画面の左下にはデジタル時計が映っており、どんどん時間が過ぎていきます。

5分、10分。
タレントはプールの水面を時折のぞき見るだけで、ほとんど動かない。その内、水面を見るのさえ辛くなったのか飛び込み台に寝転んでしまいました。

ヤラセの番組と思いつつ、私がこのタレントの立場だったらやはり立ちすくんで動けないでしょう。
以前、同じような高さから湖の水面を覗き込んだことがありましたが、柵がないだけで足がすくむような臆病者の私。
一度も飛び込んだことのない10mの高さから、さあ飛び込みなさいと言われても大きな抵抗感を持つのは間違いない。
指示する人も酷なことをと、番組を見ながらボンヤリと考えていました。

  しかし、時に私自身が人に対して同じようなことを強要していないだろうか。

「これまでやったことがないのは分かっています。それでもやらなければ、何も変わりませんよ。
さぁ頑張ってください。」と、行動することに抵抗感を持っている人に何も考えずに言っていないだろうか。

「そうは言っても、今までやったことのないことをいきなりするのは恐い。」
「失敗しないかと不安だ。」
「とんでもないことになったら、取り返しのつかないことになったら、どうしよう。」

『頑張りましょう。』と声をかけたとしても、抵抗感は消せません。
動かないまま時間はどんどん過ぎる。

いつまでも動かない様子に「どうして、動けないのですか?」「何故、やらないのですか?」と
質問してしまったことはないでしょうか。

質問者は、何故行動に移さないのかを疑問に思って単に質問しただけなのでしょうが、質問された方は「問い詰められた」「責められた」と感じてしまうことが多いです。
質問した後に相手が押し黙ってしまったという覚えはないでしょうか。
  「やろうと思っているんだけど、ちょっと準備不足で。」と言ってその場を取り繕ったり、「今、やろうとしていたところだったのに、『どうして動かない』と言われてやる気をなくした。」と
質問者のせいにしたりするかもしれません。
「じゃぁ、あなたならできるのか?」と逆に質問者を責めるかもしれない。
「今からやります。」と言って、とりあえずその場を収めようとするかもしれない。
しかし、結局は動かない。

  これまでやったことのないことに対して、誰もが同じように積極的に動けるとは限りません。
新しい物事に取り組む際に感じる抵抗感の強さは人それぞれ。
それを感じ取ることも大切と思うようになりました。
その際、決してやってはならないことは「何故?」「どうして?」と動けない理由を問い正すことだと思います。
それは同時に「私が正しく、あなたの方が間違っている。だからさっさと正しく行動しなさい。」と責めているようなもの。
これでは逆効果にしかなりません。

  ちなみに、冒頭で記したバラエティ番組で、私はタレントがプールに飛び込んだ姿を見ていません。
いつまでたっても飛び込まないタレントの姿に飽きて、私は途中でチャンネルを変えてしまいました。
再びチャンネルを合わせた時には、次のタレントが飛び込み台の上に立っていました。

  自ら行動してくれるまで、こちらが何もせずに待つのであれば忍耐が必要。
それまで待てないのであれば「どうすれば動ける?」と当人に尋ねる方が、少しは早く結果に結びつくかもしれません。

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今月は、兵庫県支部会員、中小企業診断士「山本 優」さんのホームページをご紹介します。

山本 優さんから一言

「淡路島在住で「再生」をキーワードに取り組みを行っています。 」
ホームページ:http://www.page.sannet.ne.jp/yamamoto3895


今月も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

ホワイトバンドの活動は、寄付が直接貧困国に届かないとか、いろんな批判もあるようですが、
若い方に「世界の貧困」を知ってもらうためには、有効な活動だと思います。
ファッションとしてホワイトバンドを購入される方もいらっしゃるのかもしれませんが、

ホワイトバンドに刻まれている「***」

これは3秒に一人が貧困で亡くなっているという意味です。

「・・・」だと悲しすぎるから「***」。

私は若くはありませんが、自分のことでせいいっぱいだったのが、ホワイトバンドを買ったことから、世界の貧困について考えるようになりました。

有名アーティスト等を起用したのが若い層に、広まったきっかけでしょうね。

中小企業の商売全般にいえることかもしれませんが、「どんなにいい商品・製品・サービスでも知ってもらわなければ、誰にも買っていただけません。」

「世界の貧困に何かできないのか」、まず第1歩が現状を多くの人に知ってもらうこと。ぜいたくに慣れた先進国の多くの人たちが考えるきっかけを得ることで、世界を動かすことができるかもしれない。

(まねじめんとサプリ編集長 うだ)

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