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第 34 号 ( 目 次 )

point中小企業の環境経営
point編集後記
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田渕先生

中小企業診断士 田渕 方美

 中小企業が環境対策に取り組むことが容易でない理由としては、以下のような声が聞かれます。
・環境に優しい会社になりたくても、日ごろの業務で手一杯でそこまで手が回らない。
・環境対策に取り組むための経済的、人的余裕が無い。
・環境対策を行いたいのは山々だが、環境問題にとりくむと、環境にはやさしいが経営は厳しいという会社になりかねない、といった声さえ聞かれます。
 しかし、本気で「環境に配慮した会社」を目指している会社は、経営面においても有利あり、そのような会社は、環境を経営に上乗せして余分のことをするといった考えではなく、環境を経営と一体化させた効率的なマネジメントがされています。
 環境を経営と一体化させ、効率的なマネジメントをしていく上での有効なツールとして、環境マネジメントシステムがあります。
 大企業と比べ経営資源が十分ではない中小企業者は、大企業同様の環境マネジメントシステムを真似して導入しても負担ばかりが多く長続きしません。
 中小企業にとっては、環境マネジメントシステムは以下のように考えて導入し、活用することによって、経営に真に役立つ仕組みとすることができます。

1.経営の改善に役立てる
 中小企業によっては、経営マネジメントの仕組みが十分に確立できていない事業者も多くありますが、環境マネジメントシステムを理解することによって、経営マネジメントの仕組み(PDCA)の重要性が理解でき、環境マネジメントシステムを導入するということは、単に環境のみを改善することではなく、経営自体をマネジメントし、企業の業績を向上させるための極めて有効な仕組みを導入することに他ならない、ということに気付き、経営の改善に役立てていくことができます。

2.人材の育成の機会として活用
 中小事業者は、比較的人材確保の容易な大企業と比べ、人材の確保と育成、定着に大いに苦労しています。中小事業者は、環境マネジメントシステムを人材の育成の機会として役立てることができます。 経営トップはトップマネジメントとしてリーダーシップを発揮して、環境方針を周知させ、取り組みにあたっての目標を明確にする、取り組みの結果をきちんと評価する、できなかった場合は、原因を明らかにして改善につなげる、などPDCAサイクルの各ステップをオープンにして全員参加で取り組む。この継続により、従業員は、マネジメントサイクル、コミュニケーション、目的の達成、コンプライアンス(法順守)などの重要性を理解して、育ってゆきます。また、従業員は、環境に取り組み社会的責任を果たそうとする自社に誇りを持つこととなり、その結果職場が活性化され、また愛社精神が高まり人材の定着に寄与することにもなります。

3.コストパフォーマンスの考慮
 企業は環境に配慮しながら仕事を進め、社会的責任を果たすことは大切なことで、このため環境マネジメントシステムを導入するとしても、中小事業者にとっては、これは結果的なものであり、行政から発注を受けやすくなるなど取引条件が有利になることによる売り上げの増加や経営の効率化によるコストの低減等により利益が増えることが、このシステムの導入の直接的な目的として、マネジメントシステムを活用することが必要ではないのでしょうか。利益よりも負担の方が多いシステムでは長続きしません。導入、維持コストを上回る利益を得られるコストパフォーマンスを意識して運用をしていくべきであり、その運用の結果として、省資源、省エネルギー、廃棄物削減、環境汚染や事故による環境リスクの低減、環境ビジネスへの関与、参入、企業のイメージアップ、などの最終目的としての環境上のメリットを享受できるようになります。

4.導入・維持の負担が軽いシステム
 環境マネジメントシステムの代表的なものにISO14001がありますが、中堅以上の企業には導入、維持コストは負担できるかもしれませんが、小規模、零細企業には、負担が大きすぎるかもしれません。神戸では、取組み易い環境マネジメントシステムとして、KEMS(神戸環境マネジメントシステム)が創設されています。神戸以外の地域でも同様のシステムがあるところがあります。地域に密着したこれらのマネジメントシステムはまさに中小企業の環境経営をサポートするシステムですから、このようなシステムを活用することも、コスト負担を最小限度に抑えて効果的な環境経営を進める上で有効です。

5.環境経営の究極の姿
 マネジメントシステムの導入当初は、ゴミ、紙、電気、水の削減といった、いわゆる直接的な資源の削減に取り組み成果を見出していくことができるでしょう。しかし、この取り組みはいつか限界が来て、この限界を超えて環境経営を行うには、経営の効率を高めることが、すなわち環境経営であるという究極の結論に行き着くはずです。この次元に達したならば、環境上のことを特段に意識することなく、自然体で環境経営ができる会社になっているはずです。

 政府は地球温暖化対策税等、環境税の導入などを検討していますが、まだ詳細は明らかにはなっていません。これらはマイナスの影響として働くかもしれませんが、太陽光発電等の支援等はプラスの影響として働くでしょう。 自然体で環境経営ができる会社は、従業員が一体となって環境リスクを回避し、環境ビジネスチャンスをものにしていく行動がとれるでしょう。今まさに、千載一遇のチャンスが訪れてきているのです。

以上

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 今月も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

街に行列ができているとき、

・とりあえず並ぶ
・なぜ並んでいるのか聞く
・無関心

なんだか心理テストのようですが・・・

この行列。よくみると「1時間待ち?!」。

後ろを向いている警備員さんに「なぜ並んでいるの?」と聞いたところ、「1番にこだわる人が多いことと、これだけ並んでいるのだから「あたるんでしょ」というひとが多いから」とのご回答。「そうですか」と立ち去ろうとしたら「ま、確率の問題じゃない?」って。

当選枚数って、売場に「1等2本でました!」って書いてありますが、販売枚数って書いていないですよね。当選枚数じゃなくて、当選確率が知りたいですね~。

東京の人って並ぶことにあまり抵抗がないみたいですね。
↑のような列の前には、もうひとつの列が。

1時間待ちは、西銀座チャンスセンターの1番から8番まである窓口の「1番窓口」で宝くじを買うための列、
次の行列は、「7番窓口」です。

たまたまテレビで「年末ジャンボ宝くじ特集」の「当たる売場」で紹介されていた「西銀座チャンスセンター」は全国的にも有名な宝くじ売場でした(知らなかった~)。

せっかく通りかかったのも縁だと、1番窓口、7番窓口ではなく、誰も並んでいなかった8番窓口で購入してきました。「西銀座チャンスセンター」が当たるのか、「西銀座チャンスセンターの1番窓口」が当たるのか。販売枚数が多いから、確率の問題なのか。

どちらにしても、「宝くじがあったったら・・・」と夢を描くことにお金を払っているのですよね~

だから、「借入金の返済に」とか「事業資金に」とか現実的過ぎると、楽しくないので、

せめて、普通ならありえないようなお金の使い方を考えてみたいですね。

(まねじめんとサプリ編集長 うだ)

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