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中小企業診断士 (株)ベスト経営研究所代表取締役 福島 繁
1、本の内容
会社は顧客のためのものでも、株主のものでもない。社員が喜びを感じ幸福になって始めて顧客に喜びを提供できる。それで収益も増え株主を幸福にする。株主の幸せは目的でなく結果である。社員満足を最優先する事が顧客満足、会社満足に繋がる。これらの点を実証するため「日本でいちばん大切にしたい会社」を5社あげて紹介している。著述の根底に「働くことの意味、会社の存在意義」を提起している。ここではその本の最初に取り上げられた「日本理化学工業㈱」の事例から学ぶことにする。
2、「日本理化学工業㈱」の概要
50年前、知的障害をもつ2人の少女を「私たちみんなでカバーしますから」という社員達の願いで採用した。現在、障害者雇用率は社員の70%になっている。本社は神奈川県川崎市。従業員50名、1937年設立。主要製品はダストレスチョーク(粉の飛ばないチョーク)で国内シェアー70%の会社である。
3、この会社を「いちばん大切」とした根拠は?
1)社員の働き甲斐を最優先している。
ある導師から人間の幸福は次の4つと教えられる。人に①愛されること②ほめられること③役立つこと④必要とされることである。障害者雇用を通じてこの②~③のことが実践できることを知る。そこで働きがいを最重要とする職場、会社づくりを50年前から目指してきた。そして主要製品では国内シェア70%を持つ等の優良企業経営を実現している。
2)障害者(弱者)雇用率が70%と高い
企業は障害者の法定雇用率の達成が義務づけられている。全国の達成率は42%である。多くの企業は障害者を雇うよりも納付金を納める方を選んでいる。「心の時代」「人間の時代」「弱者の時代」というなかで実に60%の会社が障害者の雇用をためらっている。 70%の障害者が働きたくても働き口がない。社員50名の小さなこの会社は大手企業でも出来ないのに50年前から障害者雇用を実践している。
3)自力本願の経営姿勢
中小企業でははよく「格差の時代」「大企業が悪い」「俺たちは犠牲者、弱者だ」と言われる。そして「中小企業救済に関する施策をもっと強化しろ」との声がある。障害者のような真の弱者とともに仕事をしているこの会社は自分たちに出来る事をいろんな工夫をしている。たとえば障害者の能力にあった作業方法や工程づくり等。この会社は他者、他力を求めず自分達のできることを精いっぱい行い自力本願の経営を実施している。
4、何故、今この会社が注目されるのか?
先述したほかにこの会社が注目される事(特徴)は次の点である。
1、大企業でない中小企業に学ぶ例であること。
2、50年の継続した積み上げあること
3、障害者にあう工程づくり等の実践テクニックがあること。
4、顧客や株主よりも社員の喜び、幸福を最重視している等である。
5、「日本で一番大切にしたい会社」ブームの社会背景は?
リーマンショックに見られるように「企業最優先」の経営活動は国内外で修正が必要になっている。今後は企業のステークホルダー、「社会・環境との共生」の企業活動がますます求められる。この会社は次の点でこうした社会背景にあう活動をしている。
1、「株価」よりも「社会・環境との共生優先」への価値観の変化
2、生産性・人時生産性よりも1人、1人の社員個性重視の発想
3、小さな会社でも社会貢献・CSRができることをアピールする。
4、大切にしたい会社は消費者、社会が応援する。「バイ(買う)消費者、地域社会運動」
6、普通の会社が参考にしたい点?
冷静に検討すれば小さな中小企業の1事例に済ませず多くの普通の会社も参考すべき点がある。
1、働き甲斐、モラールアップは出来ているか?
2、適材適所の配置は出来ているか?
3、チームワークは発揮できているか?
4、社員レベルで商品開発ができているか?
6、自力本願の社風となっているか? 他力依存の社風になっていないか?
7、まだある大切にしたい会社。もっと増やそう大切したい会社!
資源有限、成熟経済の進展で「社会・環境との共生企業」が益々重要になっている。 “マイ(My)・カンパニーからアワー(Our)・カンパニーへ、そしてユア(Your)・カンパニーへ” これからの会社は「オーナー」や「社員集団」だけのものから「みんなの会社」「公器としての会社」を目指してゆく必要がある。派手には目立たないが注視すれば我々の周りにもこうした大切な会社はまだあるのでないでしょうか?中小企業診断士としてもこれからもっと増やしてゆきたいものである。
以上
今月も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
パワースポットってご存知ですか?女性を中心に人気なのですが、その場は、ほとんどが神社。神社には緑がたくさんあり、訪れるだけで癒し効果がありそうですが、女性誌に特集されたり、専門誌もあります。
大型連休中に兵庫県の淡路島七福神巡りに行ってきました。七福神巡りというのは、日本各地であるようですが、今回は淡路島で。バスツアーがあるほど人気が高いようです。たまたま、ガイドブックで知り、自家用車で巡ってきました。普段は仕事で移動することが多い淡路島。
探してみると、ちゃんと看板もあり。。。四国からの車や家族連れなど、多くのお客様が来られているようでした。
スタンプカードをいただき、1ケ所200円お支払いすれば、般若心経をとなえていただき、粗品もいただけます。
7ケ所のスタンプが集まれば、福笹をいただけます。とてもお得な感じです。このスタンプとは別にご朱印をいただくこともできます。
(写真のアップは5月7日早朝予定です。)
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朝早くから南あわじに一気に。 |
| 「万福寺」には「恵比寿」さま | ![]() |
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覚住寺では、「毘沙門天」さまの像は見当たらず。。。 |
| 長林寺の「福緑寿」さまは記念撮影スポットのように看板がありました。 | ![]() |
| 智禅寺、「弁財天」さまのように記念撮影スポットのみがあるお寺も。 | ![]() |
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ここでランチタイム。淡路島牛丼のひとつ津名にある「キッチンたまご亭」で。淡路島牛丼マップの効果か私たちが食べ終わった後には10名ほどの行列ができていました。 |
| 宝生寺の「寿老人」さまは、この橋を1度渡ると10年寿命が長くなるとか。。。 | ![]() |
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最後に訪れたのは、八浄寺の「大黒」さま。 商品販売のためには「想いを伝えること」が大切ですね。やりすぎると、お寺さんの場合は逆効果のような気もしますが。
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パワースポットの専門誌(?)には淡路島のパワースポットとして、伊弉諾神宮が掲載されていました。

七福神巡りの途中に立ち寄りましたが、近隣の飲食店地図があったりして、なかなか親切だと思う反面、神社やお寺さんも収益を考える時代なのかと、感じました。
(まねじめんとサプリ編集長 うだ)
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