神戸市立神港橘高校で「市民講師」

中小企業診断士による「出前授業」が平成30年11月27日、神戸市立神港橘高校で行われました。

対象は、みらい商業科3年生のうち「マーケティング」科目の選択履修者26名(当日の出席者は22名)。当協会の稲垣賢一会員が「市民講師」として同科目の1コマ(50分)、教壇に立ちました。

テーマは「起業を体感する」
「神戸市もしくは淡路島で民泊を開業する」と仮定して、ターゲットを誰にするか、その人たちの課題をどうやって解決するか-といったことを5、6人のグループで話し合いました。講師からは「訪日外国人が日本で困ったこと」のデータや、各地の観光案内冊子が資料として配られました。
高校生はそれらにも目を通しながら、熱心かつ楽しそうに意見交換をしていました。

今回の授業は、市民専門講師による特別講座という神戸市の事業によるものです。
「出前授業」は、昨年の「国際フロンティア産業メッセ」で同校職員との繋がりができたことをきっかけに昨年から行っています。稲垣会員は「時間が短いうえに資料が多かった。起業というテーマも難しかったかもしれない」と振り返っていました。

当協会会員による授業の風景