2026年度理論更新研修を実施しました
中小企業診断士にとって学び続けることは、資格更新の要件であると同時に、日々変化する中小企業支援の現場に応え続けるための責務でもあります。兵庫県中小企業診断士協会では、2026年度の理論更新研修を下記の3日間にわたり実施いたしました。
・8月28日(金)
・9月4日(金) ※取材日
・9月12日(土)
今年度は申込・案内が完全インターネット化されるという大きな変化がありましたが、目立った混乱もなく、全日程を無事に終えることができました。運営面での新たな一歩を、会員の皆様のご協力で乗り越えられたことは、協会としても大きな収穫です。
■ 当日のプログラム(9月4日)
取材日となった9月4日は、以下の3講座が開催され、政策動向・生産性向上・伴走支援という、いずれも中小企業支援の最前線に直結するテーマが揃いました。
| 12:45〜13:50 | 新しい中小企業政策について |
| 14:00〜15:30 | 中小企業の生産性向上支援 |
| 15:40〜17:10 | 中小企業の伴走支援 |
■ 当日の様子
会場には多くの会員が参集し、各講師の講義に熱心に耳を傾けていました。以下、当日の模様をご紹介します。

開会挨拶 塔筋 幸造 会長
冒頭、塔筋幸造会長より開会のご挨拶があり、理論更新研修の意義と、変化の激しい経営環境の中で診断士が学び続けることの重要性が語られました。

司会 福永 栄一 氏
司会の福永栄一氏の進行のもと、研修がスタートしました。

第1講 新しい中小企業政策について
独立行政法人中小企業基盤整備機構 企業支援部企業推進課 鈴木 学 課長代理
「白書から見える 中小企業の動向と支援施策」と題し、中小企業白書のデータをもとに、足下の中小企業を取り巻く動向と、国による最新の支援施策の方向性が解説されました。

第2講 中小企業の生産性向上支援
西口 延良 常任理事
「中小企業の生産性向上を実現する事業性評価ツールの活用モデル」について、事業性評価ツールを実務でどう活用し、生産性向上支援につなげるか、実践的な視点から解説されました。

第3講 中小企業の伴走支援
志水 功行 副会長 兼 総務委員長
第3講では、協会の創業調査研究事業による「中小企業の伴走支援・創業支援について」の調査研究成果が発表されました。志水功行副会長兼総務委員長から研究全体の総括が示されました。

第3講 中小企業の伴走支援
前川 史彦 氏
先行研究とこれまでの調査結果との比較を担当し、既存研究との位置づけを整理したうえで、調査知見の意義を提示しました。

第3講 中小企業の伴走支援
作治 大輝 氏
調査方法の章を担当し、今回の調査研究がどのような手法・プロセスで進められたかが共有されました。

第3講 中小企業の伴走支援
藤原 康平 理事
創業支援に関する総合考察として、調査全体を踏まえた伴走支援・創業支援のあり方が提言され、第3講の締めくくりとなりました。
政策動向・生産性向上・伴走支援という3つの視点を体系的に学べる、実務に直結する充実した研修となりました。ご登壇いただいた講師の皆様、そしてご参加いただいた会員の皆様に、この場を借りて御礼申し上げます。